木の家ができるまで

森から木材への道のり

日本の森林にはどんな樹種が多いのでしょうか。

スギが日本の約21%を占め1位。以下、コナラが14%、ヒノキが12%、マツ8%、モミ6%、ブナ5%、カラマツ4%、カバノキ3%、シイ2%、カエデ2%、他ハンノキ、タケ、シナノキ、クマシデが各1%。緑色針葉樹、ほか広葉樹。面積の割合からすると、ほぼ同じ程度ですが、人工林と天然林で分けた場合はスギ、ヒノキ、カラマツなどが主要樹種となり、針葉樹が9割をしめています。建築材などに向いているのが針葉樹ということもあり、戦後たくさん植えられてきたのです。

森林があることで生み出す機能とはなんでしょう。

森林は木材やきのこなどの林産物の生産のほかに、渇水や洪水を緩和しながら、良質な水を育む水源の機能のほか、土砂災害の防止、二酸化炭素の吸収・貯蔵、地球環境保全などのさまざまな機能を持っています。

〔森林の働き〕

雨水が森林の落葉や落枝を抜け、地中に浸透され水源を作っています。 雨風や地震などで崩れる地表の土砂を森林の落葉などで受け止め土砂災害を防止しています 微生物をはじめ、鳥類、昆虫、動物たち生物の生息を保全しています。
光合成によって二酸化炭素を吸収しています。年間1憶トンの量は日本の二酸化炭素排出量の8%、車の排出量の7割に相当します。    

森林の木が木材になるまで

樹木伐採は、一本一本職人さんが伐採していく。 伐採後[葉枯らし]をして3カ月ほど放置乾燥させます。 市場に持ち込まれて種類別に選別されます。 持ち込まれた樹木は重さや太さを機械によって選別される。 機械で確認できないところも人の目と経験で製品チェックされる。
より分けられた材木。 裁断機にかけられコンピューター管理により規定通り切られる。 1㎜も寸法の狂いなく裁断。柱や梁といった製品に加工される。 切られた材木は天然乾燥させるため移動。 乾燥や湿気による反りや曲げがないかチェック。
機械による低温乾燥を行うことで含水率を規定値に。 低温乾燥により材木から水分が抽出される。 出荷前に製品梱包し運ばれる。