住宅診断ドック

阪神淡路大震災の教訓

阪神淡路大震災の、神戸で被災された死亡者の92%が14分以内に亡くなっているという監察医の調査結果が出ています。
建物の倒壊による圧死・窒息死が原因です。いくつかのメディアの放送には木造住宅の倒壊が多かったとも伝えられました。倒壊した木造住宅の原因が何だったのかは、その後の調査により昭和56年以前の建物に多くみられました。新耐震の建築基準法の改正ラインです。あの震災から10年経ち、国の耐震化政策が進んでいます。それは、日本は地震の多い国であるとともにプレート上に立っている国であるがゆえに、安心安全の暮らしを守る義務があるからです。個人個人の意識としてとりくまなければならない大切な課題なのです。


1.現地事前調査

現地事前調査

県や市で公開している、地形図や地盤危険度を入手
近隣で行われた地盤調査データを確認

5.室内の調査

室内の調査

室内の壁が耐震に有効か、各室調査
壁や柱の傾きがあるかを調査
 

2.現地周辺調査

現地周辺調査

現地周辺のブロック塀・外観の状況調査
昔から住んでいる長老への聞きとり
地下水の水位が高いかチェック

6.小屋裏の調査

小屋裏の調査

筋かいの有無と取り付け状況を調査
雨漏りがあったかどうかを調査
 

3.建物外周調査

建物外周調査

外壁のひび、床下換気口の障害物
過去の雨漏り調査
屋根材の取り付け状況確認

7.床下の調査

床下の調査

基礎のある位置を確認
床下の換気状況、湿度状況を確認
シロアリの調査、土台・柱の腐朽調査
 

4.基礎部の調査

基礎部の調査

コンクリートの圧縮強度、ひび割れ調査
基礎周辺の地盤の陥没調査
基礎形状(ベタ基礎か布基礎)と鉄筋の有無を確認

8.現状調査

現状調査

本日調査した内容の説明
次回、診断報告を決める


9.診断結果報告書の提出

耐震診断結果の説明
補強提案・アドバイス
写真・ビデオなどで現状の報告

総合評点 判定
1.5以上 倒壊しない
1.0~1.5未満 倒壊しない範囲
0.7~1.0未満 倒壊する可能性がある
0.7未満 倒壊の可能性が高い

総合評価点が1.0未満の場合は、耐震性に不安があるとされ、現行の建築基準法上の耐震性能まで改修する必要があります。

診断結果の総合評価

ほとんどの自治体が実施している耐震診断は、国土交通省住宅局で平成16年に告示した診断方法に準拠しています。地盤、基礎、建物の形、壁の配置、筋交い、壁の割合、老朽度について診断され、評価されます。